ここからの時間は、ゆーき先生が欅坂46平手友梨奈ちゃんをイメージした架空のキャラクターてちこちゃんに相対性理論を教える教室。
なんですが!
今日はなんとてちこちゃんが都合により欠席になりました。そこで今回ピンチヒッターとして、ひらがなけやき、ひらがなで書くけやき坂46の井口眞緒ちゃんをイメージしたまおちゃんが登校してくれました!(イエーイ)。
けやき坂46の井口眞緒ちゃんはニッポン放送こちら有楽町星空放送局の2017年8月25日放送回でエキセントリックなパーソナリティーをひとりでやり遂げて話題になったが、今日のまおちゃんとの授業はどういう感じになるんだろう?
では早速ゆーき先生の相対LOCKS!
生徒の皆さんこんばんは、相対LOCKS担当のゆーきです。今日はてちこちゃんの代打ということで、まおちゃんが登校です。よろしくお願いします!
まおです。よろしくおねがいしまーす
ところで、この教室のことは知ってるかな?
えー、初めてです
おーけー、おーけー。今日は特別授業ということで、まおちゃんには先生になってもらいます
えぇっ、なんでですか!?
いやあ、今日はまお先生にぴったりの内容なんだよね
は~い、がんばりま~す!
じゃ、これが教科書だから、これにそって進めてください。よーい、スターツ!
※ここから、まお先生がダーッと話してますが、読み切れない方は飛ばして次の授業に飛んでも構いません。
はい……、えーと。古代の幾何学には、平面図形や空間図形の大きさや形を定めることや法則の証明にかけた情熱を、地上での位置を定めることには注いできませんでした。幾何学の起源が測量術や建築術にあるためで、座標の概念がない理由とされています。紀元前300年のギリシャ数学の古典であるユークリッドの幾何学では、点、直線、平面と呼ばれるものの定義は自明として定義されておらず、ただ名前が紹介されているだけです。幾何学を学ぶ人は例えばピンと張った糸などを心の中にイメージし、そこから糸のような物質的なものを取り除いて、直線という抽象的な概念を得ます。同様にして壁や床から平面という概念を獲得し、砂などの細かい粒から点という概念を獲得します。次にこれらの抽象的な形の間に成り立つ法則を打ち立てていきます。これらの法則のほんの少数のものを仮定すれば、これらから他のすべての定理が論理的必然性として導かれます。古代ギリシャ人はこの公理という偉大なものを発見したのです。公理の正しさは証明することができません。この古代ギリシャに打ち立てられた幾何学は18世紀末に至るまで、これらの公理を与えられたものとして受け入れ、そのうえに数々の定理の純粋に演繹的な体系を作り上げてきました。さて、古代の幾何学が誕生したころ、天体の動きにこれを適用しようという考え方は無駄だとされていました。地上から天体への距離という概念はなく、単に観測者が星と地平線の間の角度を知るだけでした。この段階では地球は公転も自転もしておらず、静止した平面と信じられており、したがって上や下という言葉は絶対的な意味を持っていました。紀元150年ごろにプトレマイオスはこの世界観を体系化しました。この体系では太陽や月、惑星の運動に関する数多くの詳細な事実に気づいており、天体の運動についてできる限り理論的な把握を行っていました。しかし依然として地球は静止しており星は地球のはるか遠くを回っているという概念のもとに体形が作られていました。ただ、ギリシャの思想家たちは地球が球体であることを発見しており、プトレマイオスの幾何学的体系から一歩進めようとしたことが知られています。ところが、他の国々の人たちは、ギリシャ文明が滅亡したはるか後になって、この事実を受け入れました。これは目に見えることが真実であるという教義からの脱却であると同時に相対化へ向けての偉大な一歩でした。16世紀にコペルニクスは地球を宇宙の中心ではないという地動説を唱えました。これは古代の哲学者には想像もつかないような発想でしたが、ひとたび世界一周の航海が達成されると、地球は球体であるということに異論をはさむ者はありませんでした。この……
はい、はい、ストーップ! 思った通りの展開です
はい? これで良かったんですかね?
良いか悪いかで言えば悪い
えーっ! すみません……またやってしまいました
いや、よく噛まずに読めたね。さすが将来アナウンサーを目指しているだけのことはあるよ
やったぁ、ありがとうございます
ただ、意味を理解してないよね
あ、わかります?
だって滅茶苦茶棒読みだもの
ははは
これには続きがあるし、あと実のところ何が言いたいか、という話もあるのです、が! 今日は時間になったのでまた次回の教室で、ひき続きまおちゃんに登校してもらいます
え、いいんですか? よろしくお願いしま~す
では、今日の相対LOCKS!は以上